【生誕300年記念 若冲展】 Jyakutyu Ito

 

20160519 行って参りました。

 

 生誕300年記念『若冲展』

スライドショーには JavaScript が必要です。

日本の展覧会史上、今世紀最大の入場者数だそうです。

若冲(1716-1800)の生誕300年記念の展覧会です。(初期から晩年までの代表作約80点)
何といっても、若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅が一堂に展示。もともと、若冲が「釈迦三尊像」を寄進した際、「動植綵絵」と一緒に置かれるよう熱望し、そのようになっていたものを、後に、「動植綵絵」が宮内庁に献上され、以来、両者同時の展示はないままに。独り占めしてるのは日本人じゃないか?(苦笑)

 

この度の、一挙に3幅+30幅は、まさに奇跡。

一堂に会するのは初だそうです。

 

一ヶ月しか展示期間が無いのも原因だと思いますが、

TV・雑誌の若冲特集。連日の240分以上並ぶ行列映像。

口コミの恐ろしいまでの宣伝効果。

ご本人いわく

 

自分の画法を理解する人が現れるまで千年待つ

 

待たずして、生誕300年。幻の33幅が一挙公開・大盛況でございます。

私も人並みですが展覧会など、物心ついた時から通っていますが、

こんなに並んだのは人生初です。(笑)

当日チケット購入に小一時間。

入場まで4時間近く晴天の梅雨前時期だからイイものの日差し強い強い中。

おばさんおじさんたち軍団に囲まれ会場入りした時には、さすがに疲れ切っていましたよ。

 

でも、並んだ甲斐はあります。

 

どの作品もそれぞれ独立した世界観を持っていますが、大迫力且つ、緻密で繊細で大胆。

優れたアイディアとバランス感覚。

ひと筆ひと筆に、センスと努力・パッションと使命感を感じます。

どれも一発勝負で迷いが無いのがスゴイ精神力。動物の毛一本一本。

羽の繊細な描写も迷いなしです。

 

油絵をやったことのある人ならお分かりかと思いますが、

重ねていけば、多少間違った所も修正可能です。

若冲は書き損じなど間違えはあったのか?

というくらい、ひと筆ひと筆の緻密さ、色の見せ方、捉え方が多才です。

独学でここまでやってきたというだけあって、考え方・物の捉え方も独創的。

今に通じる・解明されているモノの見方が、既に自然に身に付いている印象です。

 

デジタル絵画とも言われている「鳥獣花木図屏風」ですが、これもただのドット表現でなく、中の四角が大きく書いたり小さく書いたりで、離れてみた時ちゃんと凹凸が表現されています。

もう本当に驚くばかりです。

スライドショーには JavaScript が必要です。

当時からそういう考えでモノが見れて表現出来ていたという事。

そりゃ当時の人に理解されなくて、苦しんだのもわかる気がします。

 

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旭日鳳凰図 宝暦5年(1755) 宮内庁三の丸尚蔵館

 

孔雀鳳凰図 宝暦5年(1755)頃 岡田美術館

 

鳥好きな私には極楽でしたが、気が遠くなるほど繊細な作業がほどこされています。

大きな作品ですが、隅々に至るまで緻密。
近くで拝見すると、その線の一本一本に圧倒されます。

 

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南天雄鶏図 明和2年(1765年)

勇ましく雄々しい軍鶏描かせたらって感じですよね。

 

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伊藤若冲木版画「櫟に鸚哥図」

 

版画もあるんですね~

 

ミュージアムグッツも好きでよく見るのですが、
この柄の扇子があったので買ってみました。可愛い。

もっとゆっくりじっくり見たかったですが、
バーゲン会場?お祭り?状態で観覧という環境じゃなかったです。

みんな近くで見るのに殺気立ってる。

老人何て侮ってはいけません。

日本の老人は、最近の若者何かよりずっと健康で厚かましいんだなと。(苦笑)

 

平和な国です。えぇ。

 

個人的には、今回の会場で販売している図録は全然満足できません。

若冲は、さすがに寄った画像で筆跡を愛でたいので、

ちゃんと色出てる図鑑が欲しくなりました。

伊藤若冲 動植綵絵 全三十幅

↑ これが欲しい!!!!!

 

展示会で見たクオリティーそのまま!!!

でも、良いものなので5万もする・・・・。

 

あぅぅぅ。。ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

 

兎も角。本物を次何時揃った状態でお目にかかれるか分からない代物です。

 

これから観に行かれる方は、狂ってるなと思いながらも並んでみてください。

稀に見る機知に富む作品です。

この世の物とは思えないクレイジーな絵が待ってます。

 


 

◆2016/6/28追記:

銀座界隈_若冲Tシャツに遭遇!!

若冲ブーム余波が・・・・・こんなところにも・・・・・(笑)

◆2016/5/26追記:

連日長蛇の列「若冲展」閉幕、来場者は44万人

東京都美術館で開催していた「若冲展」が5月24日に閉幕。来場者は44万人に上った。

会期中は連日入場待ちの長蛇の列ができ、最長で4時間越えの待ち時間になることもあった。主催者の発表によると、累計来場者は44万人を超えたという。1日当たりの平均入場者数は約1万4700人。

Jesus!!ΣΣ(゚д゚lll)!!

おっソロしい!5時間待ちとか!!!!!!!!
整理券とか出してくれたら、ランチして、近所でやってるカラヴァッジョ展もう一回余裕で見れるわww

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生誕300年記念『若冲展』

 

会期:2016年4月22日(金) ~ 5月24日(火)
会場:東京都美術館 企画展示室
住所:東京都台東区上野公園8-36
休室日:4月25日(月)、5月9日(月)

開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
毎週金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
観覧料:1,600円(一般)1,300円(大学生・専門)800円(高校生)65歳以上1,000円

 

【生誕300年記念 若冲展】 Jyakutyu Ito

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