カラヴァッジョ展 CARAVAGGIO_国立西洋美術館

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

Michelangelo Merisi da Caravaggio

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ

(1571年9月28日 – 1610年7月18日)

 

もうずっと憧れ・尊敬している芸術家の一人です。

 

コノ御方は、写真をやっていた自分にとって、表現者の手本のような作品ばかりで、

作品を一目見るだけで贅沢で幸せな気持ちになってしまう一人です。←完全に恋してます。(笑)

私にとっては、レオナルドよりミケランジェロよりカラヴァッジョなんで、←

今回の展覧会も恋人に逢いに行くような気分で出かけていました。

 

躍動的でストーリーが一枚で読み取れる劇画的な構図。

 

極端ともいえる自然主義に貫かれたカラヴァッジョの絵画には印象的な人体表現で、
現在ではテネブリズムとも呼ばれる、強烈な明暗法のキアロスクーロの技法が使用されています。

難しいことはさておき、38歳という若さで没した彼の現存する真筆は60点強といわれています。コノ御方の作品は教会の壁や祭壇にあったり有名美術館のメインであったりと、移動不可能なものが多々あり、現地に行かないと見れないものが殆どです。

日本でこのような形で見るのは難しい作品が数々あります。11点しか無いじゃん。。と思ったけど、コノ御方の作品はレベルが高過ぎ!人気がありすぎ!で、所蔵している美術館も、持ってかれたらメインが無くて困っちゃうだろうと。

今イタリア旅行に行ってる方とか、日本貸出し中でガッカリだろうと思う。(笑)

じっくり見るため平日お休み取って、水曜日に標準を当て天気が良い日。
11時ごろに現地につきました。並んで見るのが嫌だったのでお昼ごろが良いかなぁと狙って行きましたが、それでも結構な人。土日に行くよりかはましですかね。。

殆どが、イタリアの美術館で近距離で穴があくほど見ていた作品でしたが、改めてじっくり堪能しました。イタリアで生活していた時も、コノ御方の作品を生で見たくてイタリアを選んだと言っても過言でもない程、初見の興奮が蘇ります。

存在感たるや他の作家の作品が一緒に並べられて可哀想なくらいダントツなのです。

品格さえ感じます。どんなに憧れ真似しようとも、真似できない。

 

完全なるオリジナルの表現世界を感じさせるのです。

 

これを言葉に表現するが難しいのですが、絵が旨い以前に御題目を選び、一枚で成立させるセンスと構成がいい。絵が好きで色々見てきた自分でも、中々御目にかかれない絵だとわかっていてもゾワゾワする、タダものではない感覚を感じるのです。

絵の中の登場人物の演出力もまた粋です。伝えたいことを伝えられる技術力・表現力・解釈力全てにおいて独自の見解とクオリティーの高さと、本人の押しの強い性格が垣間見れます。

初見で見たときは、その光と躍動感と人物の表情・性格表現に圧倒されて新しささえ感じました。
油絵なのに陶器に描いているかのような質感なのです。

すごーい!!かっこいい!!!!ぞくぞくする!!みたいな衝撃的な初見の印象から時を経て、

神々しさや、貫禄。生き物のみなぎる生命力(パワー)を感じます。

 

そして今回、世界初公開の「法悦のマグダラのマリア」が展示されます。2014年に発見され、

本家イタリアより先にコノ日本で初お披露目です。これが今回の目玉です。

エロスとタナトスの間。。
法悦のマグダラのマリア_1606年 油彩・カンヴァス、個人蔵

 

実際見た感想・・・。血の気の無い女性の恍惚とした唇が何とも肉感的で色っぽいのです。

おなかがまるく張ってるのは身ごもっている証拠。

マリアはなぜ法悦(エクスタシー)を感じているのでしょう・・・?

 

人間描写も素晴らしい方ですが、フルーツや花など静物画の表現力は溜め息モノです。ふう。。

コノ2点は、↓今回は日本には来ていませんでいたが大好きな作品です。

今見てもフレッシュで食べれそうなほど、素敵な香りが香ってきそうなほどピンと張った果物や花々。。。

混んでなければ私一日中でもずっと見ていられます。(笑)

 

しかし、Caravaggio本人の作品より、他の作家の作品の方が点数多いいので、
展覧会のタイトルはCaravaggio展とつけるのはいかがなものかなぁとちょっと思いましたけどね。。。

 

もう一度、ゆっくり逢いに行こうと思っています!

 


 

カラヴァッジョ展

 

■開催場所/国立西洋美術館 東京都台東区上野公園7-7
■会期/2016 年3月1日(火)~6月12日(日)
■開館時間/9 :30~17:30、金9 :30~20:00 ・入館は閉館の30分前まで
■休館日/月(3月21日(月)、3月28日(月)、5月2日(月)は開館)、3月22日(火)
■入場料/一般1,600円、大学・高校生1,200円、中学生・小学生 800円

http://caravaggio.jp

 

同展では世界初公開となる《法悦のマグダラのマリア》に加え、日本初公開となる《バッカス》や《女占い師》のほか、《果物籠を持つ少年》《ナルキッソス》《トカゲに噛まれる少年》など、貴重なカラヴァッジョの傑作11点を紹介。さらに、カラヴァッジョの継承者たちの作品をあわせた51点に加え、関連史料を紹介する、世界でも有数の規模で開催されるカラヴァッジョ展となる。

《法悦のマグダラのマリア》は、カラヴァッジョが死ぬ間際まで携えていたとされる3点の絵画のうちの1点。今回、出展されるのはカラヴァッジョが殺人を犯してローマを逃亡し、近郊の町で身を隠していた1606年の夏に描かれたもので、その4年後、彼がイタリアのポルト・エルコレで不慮の死を遂げた時、彼の荷物に含まれていた1枚であると考えられている。本作品は長いこと行方不明とされていたが、2014年に発見され、科学調査を受けて、カラヴァッジョ研究の世界的権威であるミーナ・グレゴーリ氏が“カラヴァッジョの真筆”と認定した。

イタリアの主要な美術館などから集めた名作を通して、カラヴァッジョの人生と芸術両面のドラマに迫る展覧会となる。

 

カラヴァッジョ展 CARAVAGGIO_国立西洋美術館

カラヴァッジョ展 CARAVAGGIO_国立西洋美術館」への2件のフィードバック

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中